超危険なリレーアタック
最近の車には便利な機能満載ですよね。
その1つにスマートキーがあります。
キーをポケットに入れたまま鍵の施錠
やエンジンスタートが出来るシステム。
昨年570万台の車に導入されました。
とても便利で、馴れてしまうと機能が
無いことにわずらわしさを感じる人も多
いでしょうね。
ところがです。
そんな便利なスマート機能を狙った車盗
難方法「リレーアタック」があるのご存知
でしょうか?
問題は、スマートキーは絶えず微弱な電波
を出し続けていると言う部分。
スマートキーは、半径1メートル以内にカ
ギと車が近づくと電子IDを照合し、ドア
の施錠・解錠やエンジンが出来る仕組みです。
この、スマートキーから出る微弱電波を
狙うのが「リレーアタック」と呼ばれる犯
罪方法になります。
車盗難の手順を書きますと。
1:犯行グループの一人が運転手に近づく
2:特別な装置で電波を受信
3:電波を増幅させて仲間に送信
4:増幅された電波をリレーさせながら車に近づく
5:鍵の解除をする
6:窃盗役が車に乗り込む
7:エンジンをかけて盗難
8:別の装置で再度エンジンスタートできるようにする
こんな感じです。
スマートキーの電波を利用しているた
め、セキュリティシステムもスマートキ
ーと連動するものだったら無効化されて
しまいます。
防止する為の専用ポーチも販売されてい
ますが、いざ乗車するときにポーチに入れ
てあってはスマートとは言えないよね。
なので自宅保管用に、100均などに売
っている袋状の煙草吸殻入れなどを使用し
キーを入れて置くのも1案です。内側がア
ルミである為、完全とは言い難いけど、そ
れなりに効果はあるんじゃあないかな(^-^)/