肌の若さ、クオリティーは

 

f:id:karadakea:20190423112449j:plain


肌の若さを保ちたいと思う人は多いですか?

 その肌のクオリティーは、どうしたら

良い状態にしておけるのでしょうか。

 

 その研究に、新たな成果が1つ発表さ

れました。

 発表したのは東京医科歯科大学の研究

グループです。

 

 臓器である皮膚は、ほかの臓器と共に

老化する仕組みについては古くから諸説

がありました。

 有ったのですが、さまざまな臓器の細

胞は絶えず損傷したり、ストレスを受け

ていて、そうした影響を受けた細胞が生

体内でどのような運命をたどっているか

は、よく分かっていなかったようです。

 

 例えば皮膚がある程度の紫外線を浴び

ても若さを保てる仕組みや、そうした皮

膚もいずれは老化する仕組みの全体像は

未解明だった。

今回、東京医科歯科大学の研究グループ

は、マウスを実験動物に選び、皮膚の最

も外側にある表皮の幹細胞の変化などを

調べたところ、表皮幹細胞が、隣り合っ

た幹細胞との間で、細胞競合と呼ばれる

現象を起こすことで皮膚の質を維持して

いることを突き止めたのです。

 

 つまり、若さの維持です。

 

 XVII型コラーゲン、何やら舌を噛みそ

うですね。

 このコラーゲンが細胞競合の鍵を握っ

ているようなのです。加齢によってこの

コラーゲンを介した細胞競合が弱くなる

と皮膚の老化が起きることなども分かっ

たのです。

 

 肌の表皮幹細胞における細胞競合は、

皮膚において日々発生している損傷やス

トレスを受けた幹細胞を選択的に排除し

ながら XVII型コラーゲを発現する再生

能力の高い表皮幹細胞を増幅することで

表皮角化細胞の若さを保っていると考え

られます。

 

 簡単に書くと、ダメな細胞はサッサと

排除し、有能な細胞を選び促進させてい

る訳ですね。

 何か人間社会にも似ています。

 肌の世界も厳しいですね。

 

  決め手はXVII型コラーゲ。

 人間社会で言えば辣腕、敏腕人事部長

でしょうか。